腰痛
腰痛

腰痛とは
腰痛の原因は大きく分けて構造的要因と機能的・生活習慣要因があります。
(1) 構造的要因
• 椎間板ヘルニア:腰の骨と骨の間にある椎間板が変形・突出して神経を圧迫する
• 脊柱管狭窄症:腰の神経の通り道が狭くなり、痛みやしびれが出る
• 骨粗鬆症による圧迫骨折:骨が弱くなり、腰の骨がつぶれることで痛む
(2) 機能的・生活習慣要因
• 姿勢の悪さ:長時間のデスクワークやスマホ姿勢で腰に負担
• 筋力不足:特に腹筋・背筋のバランスが悪いと腰が支えられない
• 運動不足・肥満:腰にかかる負荷が増加
• ストレス:筋肉の緊張を強め、痛みが出やすくなる
3. 腰痛の症状
• 鈍い痛み:腰全体が重く感じる
• 鋭い痛み:特定の動きで刺すように痛む
• しびれやだるさ:足に広がる神経症状がある場合も
• 動作制限:前かがみや立ち上がりがつらい
腰痛
腰の痛みや違和感、放っておくと慢性化することもあります。腰痛は、骨や関節の問題だけでなく、筋肉や神経、さらには脳の感じ方とも深く関わっています。
体の神経は脳から全身に指令を送り、筋肉や関節の動きをコントロールしています。腰痛は、この神経や筋肉のバランスが崩れることで、腰に負担がかかり、痛みとして脳に伝わるのです。つまり、痛む場所だけの問題ではなく、体全体のバランスの乱れが関係しています。
腰痛の原因は大きく分けて二つです。
• 骨や椎間板などの構造的な問題
• 筋肉や姿勢、生活習慣による機能的な問題
日常生活での姿勢改善やストレッチ、適度な運動で症状が改善することも多く、必要に応じて整骨院や整体での調整も効果的です。特に、しびれや力が入らない症状、排尿・排便の異常がある場合は、早めの受診が大切です。
腰痛は「痛む場所だけを治す」のではなく、脳・神経・筋肉を含めた体全体のバランスを整えることで、根本から改善できます。



